任意後見を行政書士に相談するメリット
カテゴリ:記事コンテンツ
任意後見とは、将来的に適切に意思決定ができなくなることに備え、適切な意思決定が可能なうちから財産の管理などのサポートを行う「成年後見人」をつけること。
任意後見に関する相談を行政書士に行うメリットについて解説します。
任意後見を行政書士に相談するメリット
任意後見について行政書士に相談することで、相談後柔軟な形で適切なサポートが受けられます。
①後見人を依頼することができる
行政書士は業務として成年後見人に就任することが可能です。行政書士に後見人を任せることで、通常の後見人としての責務をスムーズに遂行することが期待できるほか、後見制度に関わる各種の法務手続きについても専門領域であるため柔軟な対応が可能です。
また、将来的に必要になる可能性のある相続関連に関する手続きもそのまま依頼することが可能です。
任意後見に関して相談を受け付け、信頼できそうな行政書士であると感じたら後見人の依頼を検討してみるのも一つの選択肢かもしれません。
②任意後見に関する支援の依頼も可能
行政書士に業務として後見人を依頼した場合、原則は月額での報酬が発生します。一方で、後見人は報酬のかからない親族に対して依頼することも可能です。また、自分の財産に関わることはプロでも他人である専門家よりも身近な親族に任せたいというような需要もあります。
ただし、親族が後見制度に関わる法務手続きに詳しくない場合、手続きで手間がかかったり不備が起きてしまう可能性もあります。そういった場合に行政書士に対してスポットで支援を依頼することも可能です。
手続きごとの依頼であれば、その業務ごとに対して報酬が発生するため、後見人を依頼することに比べると発生する報酬は抑えられます。
任意後見に関して、まず行政書士に相談することにより、後見人を依頼するという選択肢、後見人は身近で指名しつつ、必要なサポートを都度受けるという選択肢を含め、柔軟な選択が可能になります。どういった選択が望ましいのかの相談も含めて、身近な行政書士に相談してみるのはいかがでしょうか?
森田法務事務所でも任意後見に関するご相談・成年後見人業務に豊富な実績がございます。任意後見に関してお悩みのことや迷われていることがある場合はお気軽にご相談ください。