特定行政書士 森田法務事務所

許認可申請は行政書士に依頼した方が良いのか

許認可申請は行政書士に依頼した方が良いのか

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新規で起業・開業する際には官公庁に対し様々な許認可の申請を行う必要があります。この申請は自力ですることも専門家、特に許認可業務をメインで扱う行政書士に依頼することも可能ですが、自力で行うのと行政書士に依頼するのどちらが良いのでしょうか?

 

結論としては、ご自身での申請に慣れている場合・申請が苦にならない場合を除いては行政書士に依頼する方がおすすめです。本記事では許認可申請を行政書士に依頼するメリット・デメリットを解説します。

 

許認可申請を行政書士に依頼するメリット

 

行政書士に依頼するメリットは以下の3つです。

 

①申請の手間が削減できる

 

行政書士に依頼することで、申請のための書類を作成したり、作成した書類を官公庁に提出するといった手間・時間を大幅に削減が可能です。ただでさえやることの多い起業・開業の直後、売上に直結しない許認可申請の業務を手放せるのは大きなメリットと言えます。

 

②申請の不備による差し戻しのリスク回避

 

許認可の申請に慣れていない本人が作成した書類では申請に不備があり、不受理となってしまうリスクがあります。申請が差し戻された場合、不備の修正にさらに余計な手間がかかる上、事業のスケジュールに影響が出る場合も。行政書士が対応した場合は、記載漏れや形式の不備などといった初歩的なミスの心配はないため、リスクが軽減できます。

 

③申請自体の漏れのリスク回避

 

具体的にどのような許認可の申請が必要かは業種や事業規模によっても異なりますが、数多くの申請が必要なケースも。申請に漏れがあった場合、事業に影響するだけでなく罰則の対象となってしまうおそれもあるため、専門家に必要な申請の洗い出しから依頼した方が低リスクといえます。

 

許認可申請を行政書士に依頼するデメリット

 

行政書士に依頼するデメリットは、行政書士に対する業務報酬が発生することです。

 

既に許認可の申請の経験があり、自力で対応する時間・手間のコストが行政書士報酬よりも低いと考えられる場合は行政書士に依頼せず、ご自身で対応される方がおすすめです。

 

現実的には、よほど申請に慣れている場合を除いては、時間・手間のコストや不備・申請漏れがあった場合のリスクなどを考慮すると行政書士に依頼する方がメリットが大きいと言えるでしょう。

 

現在、許認可の申請にお困りの方、許認可の申請を自力で行うか行政書士に任せるか迷われている方は、ぜひ森田法務事務所にご相談ください。